コンビニ店員に「狼藉」働いた男逮捕 土下座させた動画投稿
大阪府茨木市のコンビニエンスストアで店員に言いがかりをつけ、商品を脅し取ったとして、大阪府警茨木署は9日、恐喝容疑で同府東大阪市俊徳町、無職、中村剛容疑者(39)を逮捕した。
同署は他にも共犯者がいるとみて捜査している。
店員らを脅して、土下座させるまでのやり取りがインターネットの動画サイトに投稿され、悪質な振るまいにネット上で批判が殺到。
店側が同署に被害届を出していた。
逮捕容疑は8日、茨木市内のコンビニで、中村容疑者の知人が男性店員と口論になったことに乗じ、店の経営者らに「うちの若い衆が店に車で突っ込む言うとんぞ」と脅迫。
さらに「謝るの普通は手ぶらちゃうわな」と要求し、たばこ6カートン(販売価格計2万6700円)を脅し取ったとしている。
産経ニュース関西版より引用
http://sankei.jp.msn.com/west/west.htm
愛眼株式会社が所在する大阪府のコンビニで起きた恐喝事件です。
被害に遭ったコンビニは、東京都豊島区東池袋に本社を置くファミリーマートです。
投稿された動画を動画サイト・ユーチューブの【DQNがコンビニ店員に逆上し土下座を強要 】【DQNに土下座を強要されるファミマ店員】で確認すると、「おいっ、こりゃーっ、うりゃーっ、ぶひゃーっ、われーっ」「誠意見せんかい」「謝るの普通は手ぶらちゃうわな」などと、耳障りな、日本語とは思えない口汚い言葉で、相当にしつこく、フランチャイズ経営のオーナーと店長、そして、異常事態に呼ばれて駆けつけたファミリーマート本社の社員を恫喝しています。
ちなみに、オーナーと店長のおふたりは親子です。
お父さんがオーナーで、息子さんが店長のようです。
参考
コンビニチェーン本部社員のアベノミクス賃上げと悲惨なフランチャイズオーナー
厚かましいことに、たばこ6カートン(販売価格計2万6700円)以外に携帯電話の買い替え費用まで要求しているようです。
携帯電話の買い替え費用の要求にも応じていたら、さらなる要求があったことでしょう。
午前1時ごろ、最初のトラブルが発生し、その後、何度も大勢のメンバーを引き連れて来店したようです。
投稿された動画に映る恫喝・恐喝場面は深夜のようですが、店舗は、かなり忙しいようで、絶えずピンポーンという音が聞こえます。
しかし、犯人たちは全くお構いなしで恫喝を続け、コンビニの営業妨害を続けました。
まじめに働きもせず、目糞だらけの顔で群れになり、コンビニチェーンの高額なロイヤリティーに追われ、汗水垂らして一生懸命に働いている親子の仕事の邪魔をして、最低の集団です。
ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!
それにしても、コンビニは、非常通報ボタンを押すことで警察を呼ぶことが出来るはずですが、なぜ通報しなかったのでしょう。
ファミリーマート本社から駆け付けた社員は矢面に立つわけでもなく、フランチャイズオーナー親子を庇うこともなく、ほとんど言葉を発することがなかったようです。
まあ、本社の社員であっても怖いものは怖いでしょうけどネ。
だったら、とっとと警察に通報しましょうよ。
(`ω´)
問題解決に当たり、土下座をするという手段を取ってはいけません。
そして、フランチャイズオーナーに土下座をさせることは、もっといけません。
コンビニ本社は、厳しい経営の中から、容赦なく高いロイヤリティーを支払わせているのですから、フランチャイズオーナーを徹底的に守るべきです。
フランチャイズオーナーを守るために、警察への通報が必要不可欠と判断すれば、躊躇うべきではありません。
早めに警察に通報することを徹底し、警察に通報するための合図や取り決めが必要でしょう。
また、この動画をアップしたのは犯人達のようですが、、、
いったい何を考えてアップしたのでしょう???
この行為が自慢に値する行為、世間の共感を得られる行為とでも思ったのでしょうか。
ひょっとして、頭の中が空洞ってことはないですよね?
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
余談ですが、グーグル検索で「土下座」と検索すると、「土下座 しまむら」などと出てきて、過去に、しまむらの店員さんが土下座させられている写真もインターネットにアップされており閲覧者が多いようです。
しまむらの場合も土下座をさせた人物は逮捕されているようではありますが、一部の人間の間では、土下座させてインターネットにアップすることがステータスなのでしょうか。
気持ち悪い社会現象ですね。。。
((´д`)) ブル
土下座を強要する人間の目的は、相手の自尊心を徹底的に傷つけ、精神を破壊し、自分の言いなりにすることです。
参考
尼崎事件
ファミリーマートは、犯人たちにやらせるだけやらせて、後で企業判断により警察に通報したようですが、遅すぎます。
フランチャイズオーナー親子は、本社の人間は当てにならないと判断し、店を守りたい一心で土下座したようですが、親子で土下座をしたことによって、心に受けた傷は思った以上に深いはずです。。。
そして、今回の事件とは違いますが、犯罪集団の仲間がアルバイトとして企業に潜り込み、犯罪集団にわざときっかけを与えるような言動をとることもあるようです。
企業においては、常日頃、不祥事は隠さない、むしろ、不祥事はどんどん公開する、警察沙汰も厭わないという企業姿勢を見せつけることが大切だと思います。
そして、フランチャイズオーナーや従業員がトラブルに巻き込まれたら、本社のお偉いさんの顔色を伺うことなく、何の躊躇いもなく、そして、フランチャイズオーナーや従業員が、どのような報復も本社から受けることなく外部に通報できるオープンな企業風土がますます求められます。
コンビニ・ファミリーマート土下座事件!フランチャイズ&のれん分け契約は慎重に!へつづく