「申し訳なかった」森口尚史氏帰国へ 15日午後成田着
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療を6人に実施したと発表、うち5人についてうそと認めた森口尚史氏(48)は14日午後(日本時間15日未明)、帰国のためニューヨークのケネディ国際空港から成田空港に向け出発する。到着は15日午後の予定。
森口氏は13日の記者会見で、「申し訳なかった」と謝罪。帰国後は自分の所属先などとして名前を挙げた東京大などによる調査があれば協力するほか、あらためてメディアの記者会見にも応じるとした。一方、研究者としては「やっていくのは無理」と話した。
森口氏は「ハーバード大客員講師」を名乗りiPS細胞を使った治療をしたと主張、展示発表のためニューヨークの学会に来た。だがハーバード大は「森口氏とは現在無関係」との声明を出し、学会の展示は撤去された。13日に記者会見し、学会発表の大半をうそと認めたが、1例だけは治療をしたとの主張を続けている。
[ 2012年10月14日 15:56 ]
共同通信より引用
http://www.kyodo.co.jp/
緻密に練られた計画性のある嘘でもない、組織的だというわけでもなさそう・・・これだけ大雑把な嘘に振り回され、一面トップで報じるとは、マスコミにも責任があると思います。
例えば、今、「自分は実は魔法使いなのです!」とマスコミに告げると、“魔法使いが日本に実在した!!!”と明日の一面トップに出てしまうのだろうか・・・。
そして、2日もすると「魔法使いにしては、愛眼株で大損こいているらしい」と疑惑の目を向けられるのだろうか・・・。
気を付けなければ。
(ーー゛)
森口尚史氏は、これだけの騒ぎになったからには罪に問われる可能性が高いのでしょう。
マスコミも大誤報を報じた恥ずかしさから、いてもたってもいられず、必死に叩き続けるのでしょう。
しかし、あまりに大雑把な嘘すぎて、さっさと謝ってしまって、ゆっくり療養してください、ちょっと疲れただけですよね・・・と言いたくなります。
医師という職業に相当の憧れでもあったのでしょう。
憧れすぎて、現実と妄想の区別がつかなくなったのでしょう。
ノーベル医学・生理学賞で、医師一家の山中伸弥教授が羨ましかったのでしょうか。
医師という職業への憧れと言えば・・・
話は変わりますが、眼鏡屋の愛眼は半医半商と謳っているようですね。
しかし、株主の立場で言うと、世の中には本物の医者がきちんといるのですから、半分、医者じゃなくても良いのですよ。
ただ、商売の方は、このまま半分以下の連続赤字では困りものです。
半分と言わず、きっちりと商売に打ち込んで、これ以上の損害を与えられないのが一番の願いです。